
「SOD」と聞いて、あなたは何を思い浮かべるでしょうか。
マジックミラー号。 SOD女子社員。 それとも、紗倉まなをはじめとする歴代のSODstarでしょうか。
数あるAVメーカーの中でも、これほど「メーカー名そのもの」が世間に広く知られている存在は珍しいかもしれません。
正式には、作品の企画・制作を手掛ける会社が「SODクリエイト株式会社」。そのルーツとなるソフト・オン・デマンド株式会社は1995年に設立され、SODクリエイト自体も1999年の誕生から27年の歴史を重ねてきました。
しかもSODの面白さは、単に人気女優を抱えてきたことだけではありません。専属レーベル「SODstar」で業界を代表するトップ女優を育て上げる一方で、マジックミラー号をはじめとする「企画そのものがブランドになる名作」を数多く生み出し、エンターテインメントとして業界を牽引し続けてきた点にあります。
今回は、SODクリエイトとはどんなメーカーなのか。 ソフト・オン・デマンドとの違いから、SODstar、歴代の代表女優、マジックミラー号、SOD女子社員、そして現在のSODまで、約30年に及ぶその歴史をまとめて振り返ります。
SODクリエイトとは?
SODクリエイト株式会社は、SODグループで映像コンテンツの企画・制作を担っている会社です。
設立は1999年3月。
公式サイトでは、企画・制作に特化した監督やプロデューサーを抱え、企画立案から撮影、編集、宣伝までを一貫して行える制作体制を特徴として紹介しています。
代表的な作品として公式自身が挙げているのが、
「マジックミラー号」
です。
さらに近年では「SODstar」と呼ばれる専属女優を抱え、女優を軸とした作品も数多く展開しています。
つまりSODクリエイトは、
「企画が面白いメーカー」
でありながら、
「人気女優を追いかけるメーカー」
でもあります。
この二面性が、SODを他のメーカーと少し違った存在にしています。
「ソフト・オン・デマンド」と「SODクリエイト」は何が違う?
SODについて調べていると、
「ソフト・オン・デマンド」
と、
「SODクリエイト」
という2つの名前が出てきます。
ここは混同しやすいところなので整理しておきましょう。
ソフト・オン・デマンド株式会社が設立されたのは1995年11月です。
当初は映像の企画・制作から販売までを行っていました。
その後、1999年に企画・制作部門を強化する目的でSODクリエイト株式会社が設立されました。
現在は大きく分けると、
ソフト・オン・デマンド
=流通・販売
SODクリエイト
=作品の企画・制作
という役割になっています。
私たちが普段「SODの作品」と呼んでいる作品の制作側を担っているのが、SODクリエイトです。
SODの歴史を振り返る
1995年|ソフト・オン・デマンド設立
SODの歴史は1995年11月から始まります。
現在では巨大なSODグループとなっていますが、原点となるのがソフト・オン・デマンド株式会社です。
2026年現在では、ソフト・オン・デマンドそのものは30年以上の歴史を持つことになります。
1999年|SODクリエイト設立
1999年3月、作品の企画・制作を強化するためSODクリエイト株式会社が設立されました。
ここから、
「SODにしか作れない作品とは何か」
を追求するメーカーとしての歴史が本格的に始まっていきます。
SODクリエイト公式も現在までの特徴として、独自の発想による企画開発と、新しい表現への挑戦を掲げています。
SODを語るなら「マジックミラー号」は外せない
SODという名前を知らない人でも、
「マジックミラー号」
という言葉なら聞いたことがあるかもしれません。
それほどまでに、SODを代表するシリーズになりました。
マジックミラー号は、外から中が見えない特殊なミラーを備えた車両を使った企画シリーズです。
SODクリエイト公式サイトでも、自社が生み出してきた代表的なヒット企画として「マジックミラー号」シリーズが挙げられています。
そして2026年には、マジックミラー号シリーズが30周年を迎えています。
2026年8月に発売された「ソフト・オン・デマンド 2026年10月号」でも、30周年を迎えるマジックミラー号が特集されました。
ひとつのAV企画が30年間続く。
それだけでも、このシリーズがSODにとってどれだけ大きな存在なのかが分かります。
なぜマジックミラー号はここまで有名になったのか?
マジックミラー号の面白さは、単純に車の中で撮影することではありません。
「すぐ外に人がいる」
「外からは見えない」
「日常の場所なのに、車内だけ別世界」
という独特のシチュエーションそのものが作品の魅力になっています。
つまり、
「誰が出演するか」
だけでなく、
「マジックミラー号だから見たい」
という選び方が成立するわけです。
これはSODというメーカーを理解するうえで非常に重要です。
女優そのものがブランドになるメーカーもあります。
一方SODには、
「企画そのものがブランドになる」
という強さがあります。
SODstarとは?
SODクリエイトを語るうえで、もう一つ欠かせないのが、
「SODstar」
です。
SODstarは、SODクリエイトの専属女優として展開されるブランドです。
マジックミラー号などの企画作品だけでなく、
「この女優だから作品を見る」
という楽しみ方を作る役割も担ってきました。
歴代のSODstarを振り返ってみると、その時代を代表する存在になった女優が何人もいます。
SODを代表する歴代SODstar・女優たち
ここでは「歴代SOD女優全員」という意味ではなく、SODstarとしての活動やSODとの関係を公式情報などで確認できる女優を中心に振り返ります。
紗倉まな
SODを代表する女優を一人挙げるとすれば、紗倉まなの名前を思い浮かべる人は非常に多いでしょう。
2021年に行われたマジックミラー号25周年イベントでは、当時すでにSOD専属女優として10年間活動している存在として登場しています。
女優として作品に出演するだけでなく、メディア出演や執筆活動など活動の幅も広く、
「SODstar」
というブランドを一般層にも広く知られるものにした象徴的な存在の一人です。
あなたにとって「SODの顔」は誰か。
そう聞かれて最初に紗倉まなが浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
古川いおり
古川いおりも、SODstarの歴史を語るうえで欠かせない存在です。
2022年にはAVデビュー9周年を迎え、日刊SODオンラインでも長年SODstarとして活動してきた女優として紹介されています。
幅広い役柄を演じられる演技力も特徴で、長期間にわたってSOD作品に出演しました。
女優の入れ替わりがある中で、長くSODstarとして活動する存在は、メーカーそのもののイメージにも大きな影響を与えます。
白石茉莉奈
白石茉莉奈は2013年6月にSODstarとしてデビュー。
2020年のSOD卒業時には、SOD公式メディアでロングインタビューが掲載されています。
その中では、当時SODstarが紗倉まな、古川いおり、白石茉莉奈の3人だった時期についても語られています。
現在のように多くのSODstarがいる時代とは違い、少人数でSODstarブランドを支えていた時期があったことも興味深いところです。
小倉由菜
2017年にデビューした小倉由菜も、SODstarを代表する存在の一人です。
2022年にはデビュー4周年インタビューが公開され、その時点でもデビューから継続してSODstarとして活動していました。
作品だけでなくSNSやメディア活動なども含め、SODstarというブランドを広げた女優の一人と言えるでしょう。
唯井まひろ
唯井まひろは2018年にデビュー。
2026年にはデビュー8周年を迎えています。
8周年記念イベントも開催されるなど、長期間SODstarとして活動している女優の一人です。
AV女優としての作品活動だけにとどまらず、イベントやバラエティ的な場で見せるキャラクターも魅力となっています。
本庄鈴
本庄鈴も2018年にデビューし、2026年には8周年を迎えています。
2026年5月には3年ぶりとなるワンマンライブも開催されました。
作品出演だけでなく、ライブなどを通してファンとの接点を広げているところも、現在のSODstarらしい活動と言えます。
夏目響
夏目響も長くSODstarとして活動してきた女優です。
2026年1月に女優業からの引退を発表し、同年8月に引退作品とFINALイベントが展開されました。
つまりこの記事を公開する2026年8月は、SODstarの一時代を支えてきた女優の卒業という節目でもあります。
MINAMO
MINAMOは2021年、
「百年に一度のSODstar」
という強烈なキャッチコピーとともに登場しました。
しかもデビュー発表では、SODstar史上初となる記者会見形式のお披露目が行われています。
新人一人のデビューを「ニュース」にする。
ここにも、女優そのものをブランド化していくSODの戦略がよく表れています。
恋渕ももな
恋渕ももなも2020年代のSODstarを代表する存在の一人です。
作品だけでなくイベントやグッズ展開も活発で、2026年にはドン・キホーテで関連グッズが展開され、購入者向けイベントも開催されています。
今のSODstarは、作品を見るだけではなく、
「推す」
「会いに行く」
「イベントに参加する」
といった楽しみ方まで広がっていることが分かります。
宮島めい
宮島めいも2020年代のSODstarとして活動している女優です。
2022年にはデビュー2周年企画が行われ、2026年にはワンマンライブも開催されています。
作品とイベントの両方でファンとの関係を作っていく現在のSODstarを象徴する一人です。
神木麗
2026年現在も、神木麗はSODstarとして作品やイベントに登場しています。
2026年8月にもSOD公式イベント情報でSODstarとしてイベント開催が案内されています。
新川空
新川空も2026年現在のSODstarの一人です。
2026年5月にはライブイベントが開催され、8月にもイベントが実施されています。
長年活躍する女優だけでなく、新しい世代が継続的に加わっていくこともSODstarの特徴です。
2026年現在のSODstarは?
2026年8月にSOD公式メディアでSODstarとして確認できる名前には、
などがいます。
また2026年8月には夏目響のFINALイベントも開催されました。
SODstarは固定されたメンバーではありません。
デビューする女優がいれば、卒業や引退を迎える女優もいます。
だからこそ、
「この時代のSODstarは誰だったか」
を振り返ること自体が、SODの歴史を振り返ることにつながります。
SODには「SOD女子社員」というもう一つの顔がある
SODを特徴づけるシリーズとして忘れてはいけないのが、
「SOD女子社員」
です。
名前の通り「SODで働く女子社員」という設定やテーマを前面に出した作品群で、SODを象徴する企画の一つになっています。
2026年現在もシリーズは継続しており、SOD公式メディアでは新作やイベント情報が頻繁に掲載されています。
このシリーズが面白いのは、
「人気AV女優の作品を見る」
という通常の選び方とは違うところです。
会社。
社員。
面接。
研修。
仕事。
といった日常的な世界観そのものを作品企画にしてしまう。
この発想は非常にSODらしいと言えます。
SODが強い理由は「女優」と「企画」の両方を持っていること
SODクリエイトを長く見ていくと、大きく3つの強みが見えてきます。
SODstarという女優ブランド
一つ目はSODstarです。
そして現在活躍しているSODstar。
時代ごとに、
「SODといえばこの人」
と思わせる女優を生み出してきました。
マジックミラー号のような企画ブランド
二つ目は企画です。
マジックミラー号はその代表格。
30年間続いているという事実だけでも、女優とは別に「シリーズそのもの」にファンがいることが分かります。
時代に合わせて新しいことを試す
三つ目は、新しい表現への挑戦です。
SODクリエイト公式も、新技術を積極的に採用し、VR作品など次世代映像へ挑戦していることを掲げています。
つまりSODは、
昔ヒットした企画を繰り返すだけのメーカーではありません。
長く続くシリーズを残しながら、新しい女優や新しい企画も投入する。
この両方を続けてきたからこそ、25年以上にわたってブランドが残っているのでしょう。
S1とSODは何が違う?
AVメーカーを詳しく知らない人からすると、
「S1もSODも人気女優が出ているメーカーでは?」
と思うかもしれません。
確かに共通点はあります。
しかし、作品を追っていくとメーカーとしての見せ方はかなり違います。
S1は、
「女優そのものを見せる」
ことに非常に強いメーカーです。
新人NO.1 STYLEをはじめ、
「この女優を見たい」
というところから作品を選びやすくなっています。
一方のSODは、
「女優」
に加えて、
「企画」
から作品を選べるのが大きな特徴です。
SODstarを追いかけてもいい。
マジックミラー号を追いかけてもいい。
SOD女子社員を追いかけてもいい。
つまり、
S1
=女優を軸に追いかける楽しさ
SOD
=女優と企画の両方を追いかける楽しさ
という違いが見えてきます。
S1については、オトナの深夜LABで20年以上の歴史と歴代女優をまとめています。
関連記事:【保存版】S1(エスワン)伝説|20年の歴史を完全網羅!歴代女優&絶対的エースまとめhttps://mousou-otona.com/s1-girls-collection/
初めてSODを見るなら何から選べばいい?
SODstarから探す
好きな女優から作品を選びたい人にはSODstarが分かりやすいでしょう。
現在のSODstarから気になる女優を見つけ、その女優の過去作品までさかのぼっていく方法です。
マジックミラー号から探す
「SODらしい作品を見てみたい」
という場合は、マジックミラー号から入る方法があります。
30年間続くSODの代表企画なので、
「なぜSODが企画メーカーとして有名なのか」
を知る入口にもなります。
SOD女子社員から探す
SOD独特の世界観を楽しみたいなら、SOD女子社員も候補です。
一般的な専属女優作品とは違った「設定そのものを楽しむ」タイプのシリーズです。
歴代SODstarから探す
昔のSODを知りたいなら、歴代SODstarをたどるのも面白いでしょう。
長くSODを見てきた人なら、
「自分にとってのSODの顔」
がいるはずです。
あなたにとって「SODを代表する女優」は誰?
SODの歴史を振り返ってみると、一人だけを「SODを代表する女優」に決めるのは難しいことが分かります。
見るようになった時代によって、答えが変わるからです。
紗倉まなを思い浮かべる人。
古川いおりの時代が印象に残っている人。
小倉由菜を追っていた人。
唯井まひろや本庄鈴を思い浮かべる人。
現在のSODstarから名前を挙げる人。
どれも間違いではありません。
むしろ、
「あなたが最初に見たSODstarは誰だったか」
によって、その人にとってのSODの時代が見えてくるのかもしれません。
2026年、マジックミラー号は30周年へ
SODの歴史を考えるうえで、2026年は一つの節目です。
マジックミラー号シリーズが30周年を迎えました。
2021年には25周年企画が行われ、当時SODstarとして10年間活動していた紗倉まなも記念イベントに登場。
そこからさらに5年。
一つのシリーズが30年間続いたことになります。
AV業界は出演者も流行も作品の見せ方も大きく変わってきました。
それでも、
「マジックミラー号」
という名前は残っています。
女優が変わっても成立する。
時代が変わっても成立する。
それは、SODが「作品のアイデアそのもの」をブランドにすることに成功した象徴と言えるでしょう。
まとめ|SODは女優だけでは語れないAVメーカー
ソフト・オン・デマンドは1995年11月に設立。
SODクリエイトは1999年3月に設立されました。
2026年現在、SODクリエイトは27年以上の歴史を持っています。
その間に生まれたのは、単なる大量のAV作品だけではありません。
SODstar。
マジックミラー号。
SOD女子社員。
そして、それぞれの時代を代表してきた女優たち。
SODが他のメーカーと大きく違うのは、
「誰を見るか」
だけではなく、
「どんな企画を見るか」
という選び方まで作ってきたところです。
女優がブランドになる。
企画もブランドになる。
その両方を持っているからこそ、SODは長い間メーカー名そのものが知られる存在であり続けているのでしょう。
そして2026年。
マジックミラー号は30周年を迎え、SODstarには現在も新しい世代が加わっています。
あなたにとって、
「SODを代表する女優」
は誰でしょうか。
その答えを思い浮かべながら歴代の作品を振り返ってみると、SODの25年以上の歴史がより面白く見えてくるかもしれません。
※本記事は2026年8月30日時点で確認できるSODグループ公式サイト、SODクリエイト公式情報、日刊SODオンラインなどの公開情報をもとに構成しています。女優の専属・出演・活動状況などは今後変更される場合があります。









